健康食品について ~選ぶときの注意点~

薬剤師ライターのみきです。

今回は健康食品を選ぶ際に何に注意すればよいかを考えてみます。

スーパーやドラッグストアなどで数多く販売されている健康食品。

どれを買おうか悩んでしまいますよね。

健康食品、お茶などの飲料やサプリメント、その効果を実感するためには継続することが必要になります。

一次的に健康食品を使ったとしても大体の場合は効果を感じずに終わってしまいます。

では継続することを前提として健康食品をどう選び、どう付き合っていけばいいのでしょうか

① 表示の確認

どのようなものであっても、ラベルなどの表示を確認することは必要です。

購入を考える場合に

『たくさん含まれているから』

『色んな成分が入っているから』

などとお得感を優先していませんか?

成分名を確認してる?

原材料表示に『〇〇抽出物』、『✖✖エキス』などといった表示をよく見かけます。

例えば、『ウコン抽出物』といった表示がされている場合、抽出したウコンの具体的な物質が不明なことがあります。

どれくらいの量のウコンからどんな方法で何を抽出したのかが分からなければ、何を摂っているのかわかりません。

これでは有効か安全かが判断できませんよね。

含有量を見る

有効性や安全性を判断するにはその製品に含まれている成分名やその量が明確になっている必要があります。

これが分かってはじめて私たちの身体に良いのか、安全なのかを判断することができます。

過去にあった事例では成分表示がされているにも関わらず、その成分が含まれていなかったということもあります。

コールセンターがある

製品についての質問や摂取した場合に不都合が起きてしまったときの問い合わせ先が明確に表示されているかということです。

製造者や販売者、輸入者などの表示は法律で義務付けられていますので確認するようにしましょう。

また、お客様相談室などもあるかのチェックも必要です。

② 薬と勘違いしない

サプリメントなどはその形が医薬品と似ていることから、医薬品と同じような感覚で摂ってしまうことがあります。

以前にも書きましたが、

健康食品と医薬品は全く別のものです。

病気治療のためにお薬を飲んでいる人はかかりつけ医師やかかりつけ薬剤師などに確認してから利用するようにしましょう。

また、製造者や販売者にも確認しておくようにしてください。

病気治療をしていない人はまずは生活習慣の改善を考え、その追加として健康食品のデメリットもしっかり考慮に入れてから利用するようにしましょう。

③ アレルギーに注意!

医薬品は処方する前にアレルギーの有無を医師にも薬剤師にも確認されてから飲み始めます。

しかし、健康食品は自分で判断して利用するので、過去に何かでアレルギー症状を起こしたことがある人は慎重に判断してください。

最近の表示では『天然』や『自然』、『植物由来』など一見、体に優しいイメージを持つような表示がされていることがありますが、自然のものや植物由来のものであってもアレルギーは起こります。全ての人にアレルギーがあるかといばそうではなく、個人差があるものなので周囲に流されず、自分の目で判断するようにしましょう。

④ お薬との併用はしない

病気治療でお薬を定期的に飲んでいる人は必ず医師や薬剤師に相談するようにしましょう。種類によっては一緒に服用した場合にお薬の効果に影響を及ぼす場合があります。

例)

高血圧でお薬を服用している人が注意するべきサプリメントの成分

●γーアミノ酸(GABA)、杜仲茶配糖体、アルギニン、セント・ジョーンズ・ワート

⇒お薬の効果を強めたり弱めたりすることがあります。

●カゼインドデカペプチド、かつお節オリゴペプチド、イソロイシルチロシン

⇒お薬の効果を強める場合があります

●カリウム

⇒クロレラ、青汁、スピルリナ、アガリスクなどはカリウムを多く含むため、血液中のカリウムの量が多くなり、循環器系に影響を及ぼす場合があります。

いかがでしょうか。

自分の身体のことを考えて取り入れた健康食品が逆効果になるなんてとても悲しいですよね。それを回避するためには自分の身体のことはもちろん、健康食品のこともしっかり見た上で利用するようにしましょう。

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